愛犬を迷子犬にしてしまわないためにするべきこと4点(お散歩編)

ビラ まいご犬
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TwitterやInstagramなどのSNSで数多くの迷子犬のポストが流れてきます。迷子犬のポストは2種類に分かれていて、1つは「探しています」系、もう1つは「保護しました」系で、どちらを読んでも胸が痛くなり1分1秒でも早くおうちに帰れることを願わずにはいられません。

迷子にしてしまった飼い主さんがSNS上で探していますポストをすると飼い主さんを責めたりこんなところに書き込んでないで探せなどと罵倒するコメントを散見しますが(個人的には探してる今言わなくてもよくない?と思いますが・・・)どの飼い主さんもわざと迷子にしてやろうと思ってたわけじゃないと思います。死ぬほど後悔しながら探してますポストをSNSに載せていらっしゃると思います。

私が見てきたポストでは迷子にしてしまうパターンとしてお散歩中にリードを放してしまったハーネスが脱げてしまった、おうちにいる時にドアが開いて脱走してしまったトリミングやペットホテルで逃がされてしまったの4パターンが多いようです。

ここでは超心配性な私、ぱちぱふ主めぐが散歩中に大切な愛犬を迷子犬にしてしまわないために実践していることをご紹介しますので参考にしていただけたら幸いです。

ダブルリード

ダブルリードのぱち
ダブルリードのぱち

首輪にリードだとひっぱり癖のある子は咳き込んだり喉が苦しそうだからとハーネスだけでお散歩に行っている人が多いと思います。

それダメ~!
ハーネスは何かの拍子に体からすっぽ抜けます!
わんこ同士でじゃれあったり、わんこが急に方向転換するなど体がねじれるとハーネスにたわみが出来てそこから腕が抜け、更にリードにひっぱられて愛犬がハーネスからきれいにすっぽ抜けます。

写真のようにハーネス以外に首輪にも別にリードをつないでダブルリードにしてください。首輪の方のリードを長めのものにすれば、ひっぱり癖のある子も喉が苦しくなりません。
ダブルリードにしてあればハーネスがすっぽ抜けても首輪でリードがつながっているのでそのまま疾走してしまうことは避けられます。素早く抑えて喉への負担を最小限にし、落ち着いてハーネスを装着しなおしてください。

ベルトタイプの首輪

ベルト式カラー

一般的に流通している首輪にはカチッと留めるバックルタイプと写真のようなベルト穴に金具を通すベルトタイプの2種類があります。カチッと留めるバックルタイプの方が可愛い柄が多いのでバックルタイプを付けている子は多いのではないでしょうか。

それダメ~!
カチッと留めるバックルタイプは被毛が挟まったりしていると力がかかった時に外れてしまいます。
またカチッとはめたつもりでも斜めにはまっていたりして負荷がかかったときに外れてしまったりもします。
先日お友達は試しにカチッとはめた状態で思いっきりひっぱってみたら抜けたそうです!

写真のようなベルト穴に金具を通すベルトタイプの首輪にしてください。切れてしまっては意味がないのでベルトが傷んできていないか、傷んできたら新しいものに変えるなどしましょう。写真のベルトタイプの首輪は6年ほど使いました。切れそうではなかったのですがあまりにもボロボロになっていたので新しいものに替えましたが・・・笑

実はぱちもダブルリードにしていなかったパピー時代、行く手に何かを見つけて突然ダッシュした際、リードにテンションがかかりバックルタイプの首輪のバックルがはずれてしまい、私の手元から離れはるか前方へ走っていってしまいました。車が前から来ていたのですが止まってくれたのとぱちも車の前で走るのをやめたので何とか追いつき事なきを得ましたが、あの時のみるみる小さくなっていったぱちの後ろ姿は忘れられません。

このことをショップの店員さんに言うとバックルタイプの首輪は上記のような理由から外れやすいと教えられました。普段から首輪をしていたのですが、被毛がはさまっていたのか、斜めにはまっていたのか、何が原因ではずれてしまったのかはわかりませんが、二度とあんな目に合わせたくなくてベルトタイプの首輪に変更し、更にハーネスとのダブルリードスタイルにそれ以来しています。

ハーネスとベルトタイプの首輪のダブルリードにして以来、1度もリードとぱちが完全に離れてしまう事故は起きていません。

肩掛けリード(ショルダーリード)

ダブルリードにしても主さんが転んだりして2本のリードを手放してしまっては意味がありませんよね。思わずリードを手放してしまっても大丈夫なようにダブルリードのどちらかを肩掛けリード(ショルダーリード)にしましょう。肩掛けリード(ショルダーリード)は飼い主さんの体に斜め掛けするタイプのリードなので手を放しても愛犬と飼い主さんはリードでつながった状態になります。

かく言う私ですが実はまだ肩掛けリードにしていません。そのかわりリードの1本をカラビナで自分が背負っているリュックやスリング、デニムのベルト通し、ぱふのリードのどれかにつないでいるので万が一にもリードを手放してしまっても大丈夫な仕様になっています。
でも肩掛けリードはほしいと思っているので買ったら写真とともに報告しますね!

Apple AirTag (エアタグ)

エアタグつけたぱち
エアタグつけたぱち

こちらはiPhoneユーザーにしか有効ではなく、しかもApple非推奨の使い方なのですが、愛犬にAirTagを装着しておくといいと思います。AirTagは周囲のiPhoneに自身のBluetooth信号を検知させ位置情報をペアリングしているiPhoneに中継して知らせる仕組みなので人通りがほとんどない山の中にお住いの方などには全く無意味ですが、石を投げればiPhoneユーザーに当たるような地域にお住まいの方にはかなり有効なのではと思います。私はぱちの首の蝶ネクタイの中に自分のiPhoneとペアリングしたAirTagを仕込んでいます。

エアタグ
エアタグ

万が一にも愛犬が自分の手元から離れて行ってしまった時、すぐにペアリングしているiPhoneで位置情報を追跡すれば多少のラグが位置情報であるものの全くどっちに行ったのかもわからないよりは100万倍マシだと思います。音量が足りないけど音を鳴らすこともできるからシーンとしていれば音を頼りに探せるかもしれないし・・・

ただApple非推奨の使用方法であることはご承知おきください。

Appleではこのような生き物(?子供とか老人とか)の位置情報を把握するのはApple Watchを装着させることを推奨していますが、お値段がねぇ・・・AirTagは4000円弱、Apple Watchは安くても33,000円なのでね・・・

まとめ

大切な愛犬をお散歩中に迷子にしないために、カチッとはめるバックル式の首輪ではなくベルト穴に金具を通すベルトタイプの首輪をつけ、ハーネスと首輪それぞれにリードをつけてダブルリードにし、リードの1本は肩掛けリードを使用し、iPhoneユーザーはAirTagを愛犬に装着しましょう!

これを実践する飼い主さんが増えることで1匹でも迷子になるわんこが減るといいなと心から願います

また、ぱちぱふワークスでは目に留まった「保護しました」系の迷子犬のTwitterのポストを載せていこうと思っています。Twitterをしていない愛犬を必死にさがしている飼い主さんの目に留まることを願って・・・

そして、今現在迷子になっているわんこたちが1分1秒でも早くおうちに帰れることを切に願います

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